花散らす犯人

鎌倉の桜は先週末にピークになったようです。まるで雪のように、花びらが散り始めました。
さて、そんな先週末、犬の散歩中にふと地面を見ると桜が、花ごと幾輪も落ちていました。小さな子供が遊びで摘んだのだろうかと思いましたが、手の届くところに桜の枝はありません。
しかも、まだ散るには早いというのに、ひらひらん、ひらひらんと花びらが絶え間なく降ってきます。
上を見上げると、いました! アレが犯人です。
花散らす犯人


タイワンリスです。
枝から枝へと、ちょろりちょろりと移動しながら、花を舐めたりかじったりしています。蜜を舐めているのか新芽を食べているのか、そのたびに花や花びらが舞い落ちてくるのです。
鎌倉には、実は野生化したタイワンリスがたくさんいます。(江ノ島の植物園から逃げ出したものが繁殖した、というのが通説。)
見ていて可愛いのですが、それなりに問題もおこすので頭痛の種。
なんとなく複雑な思いで携帯カメラのシャッターを押したのでした。

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