マンクスの毛を洗ってみた

ソーティング、ざっとゴミ落としをしたあと、40℃の10%モノゲン湯に一晩漬け込み。(かなり脂分でじとじとしていたので10%にしたんですが、もうちょい低くてもよかったかも)
最初強烈に「牧場のかほり…」だったのですが、漬け込みでほとんど落ちました。


し・かーし。
脱水後ネットを開いて思わず第一声。
「マジですか!!」
毛のあちこちに白いモノが…。
脳裏に三択がよぎりました。
 1.溶け切らなかったor冷えて固まったモノゲンが毛に付着
 2.こってり羊の脂分(ラノリン)が凝固
 3.……フケ
1.であってくれ頼む!と心中で叫びましたが、まあおそらくそれがすべてじゃないだろうなあトホホとも思っていました。
原種に近い羊ではフケはよくあることなんで、まあ覚悟というかそれらしきものはしていたハズなんですが…、
(2.と3.の区別は一房熱湯で煮るとわかります。2.なら溶ける)
フケの場合はちまちまと落とすか、フケの多い根元をカットする、と聞いていたのですが、今回の57番くん(ひつじやの里子になったマンクス)の毛はただでさえ短い! これ以上切ったら毛がなくなっちゃうよ!(マジでマジで)
だいたいザッパー(大雑把)な私にそんな繊細かつ細やかな作業ができるわけなかろう!<自慢できません。
でことで、気にせず洗いに突入。(良い子はマネしないでください)
短いのはどーしよーもないんですが、毛の一本一本がぷりぷりしてるのがなんとも「うう~ん、マンクス~ラブ」という感じ。マンクスラブな人が多いのが頷けます。
セカンドカッツ(ダブルカットとも言うようです。バリカンが二度通ったことによって生じる短い毛のこと)なのか、換毛で短くなっちゃったモンなのか、洗ってても手から抜け落ちてしまう短い毛が多い。
いつもなら「紡いでもダマんなるし、いいやバイバーイ」してしまうんですが、今回はただでさえ量がないので、とにかく大事大事にすくい集めました。
一掴みづつ洗ったあと、2回すすぎ。
またネットに入れて洗濯機でぎゅい~んと脱水。
新聞紙の上にほぐしながら広げ、乾燥。
洗ったマンクスの毛
これでもだいぶ白い付着物は減ったんですよ…。
短い毛なのが幸いしてか大きな夾雑物はまったくといっていいほどなかったんですが、その代わり細かい夾雑物が、そりゃもう死ぬほど……orz。
まあ急ぐわけでなし、ヒマつぶしがてらちまちまゴミ落としします。
来年の毛は毛長があって、こんなにこまいゴミがからんでないといいなあ……(遠い目)。

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