さて。
Twitterでもお知らせしておりますが、このたびひつじや、4/5に発売されますminne作家アドバイザー・和田まおさん初の著書「売れるきほん帖」にSNS(ブログ)例として掲載されることと相成りました。
■Amazonリンク(not アフィリエイト)
【minne公式本】ハンドメイド作家のための教科書! ! minneが教える売れるきほん帖
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3/30&31 さいたまスーパーアリーナで開催される「minneのハンドメイドマーケット」にて各日100部(これくらいしか印刷が間に合わないですって…)計200部の限定先行発売!
……びっくりダヨネ~。
初めてお話しいただいたときは「うそん」て言ったし、情報解禁日過ぎたけどいつ「どっきりでしたー!」て言われるかって警戒してるし、多分本が手元に来ても「実は自分とこに来た、この一冊にしか載ってねえんじゃねえのか…」と疑い続けると思います。
まおさんのインスタライブで「今回ピックアップされた作家は四十数名」と聞き、更になんか「ひいいい」てなりました…なんだろう、その具体的な数字に怯むというか「激ヤバ」な感じががが。
minneには現在50万(確か)のクリエイターさんが登録しているそうです。
そんな中、なんでひつじや(のブログ)がピックアップされたかっつーと
・羊と羊毛に対する情報の量(すなわち愛の深さ✨)
・10年以上続けている
の2つ。どちらもまおさんがインスタライブで実際に仰ってたんで、まあ間違いはなかろうと思います(笑)
あともう一個、「【ひつじや】としてまおさんに個別認識していただけていた」ことも重要かと思います。
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実はわたくし、minneさんのセミナーには過去3~4回ほど、まおさんの個別相談には1回しか伺えておりません。
それでもまおさんに個別認識していただけたのは「他のクリエイターさんとは明確にスタンスが違う」からではないかな、と考えています。違うもの、異質なものは認識しやすいでしょ?
無論取り扱っているもの(素材屋ですし)もありますけれども、個別でお話しさせていただいたときに、「私、手紡ぎの入り口でいたいんです」とお話ししたことを覚えています。
多分他の作家さんは「自分のファンを作ること」が目的になることが多いと思うんですが、私は「手紡ぎ糸紡ぎのファン(層)を増やす」のが第一目的なんですよね。
(個人で製作してる素材屋さんはそういう方が多いように見受けられます。羊沼やガラス沼をうっかりのぞき込んだ人間をいかに引きずり込むかっていう…笑)
ひつじやのファンですって言っていただけたら、そりゃもう天にも昇る心地ですけども、過去の自分を省みて「手紡ぎにハマった」人間が絶対に「ひつじやだけ」で留まるはずがないことを知ってます。
染め羊毛から原毛、品種や牧場指名買い、国産等々、進む先は色々でしょうが、うちを入口に、更に深い広い羊沼手紡ぎ沼へずぶずぶと沈んでいくはずだ。そこから編みの沼織りの沼フェルトの沼に分岐していくことだってある。
うちは入口、通過点でありたい。時々振り返ってくれたらもう言うことないわ~
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糸紡ぎを覚えたころ、こんなに楽しいのになんでみんなやらないんだろう、てすごく不思議だったんですよ。
それは多分、現状の間口が狭すぎるせいなんだろう、と。
んじゃ人目のあるとこでやりましょう、え自分で作ったものしか売っちゃダメ? じゃ羊毛も自分で染めてスピンドルも作るわーそれだけじゃ(私が)つまんないから毛糸染めてチャーム集めて羊グッズ探して。
教えるのは不得意なのでアレなんですが、こういう楽しい世界があるよ~!とお知らせしたい。
そういう世界があると認識できたのなら、意欲のある方はほっといても「どこで学べるのかしら」と次の一歩へ進んでいく。
その、最初の一歩のご案内役でいたい。教えるのは苦手だけど(笑)
うちの商品を売りたいっていうのはもちろんあるんだけど、「手紡ぎ」「スピニング」「糸作り」という超楽しい世界があるんですよお客さん~! ってずっと言っていたいんです。
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わたしがひつじやを始めたのが2004年、当ブログを開設したのが翌2005年の3月です。
以来ちょぼちょぼと、更新が年1回の年もありますが(笑) 続けてまいりました。
当人にしてみたらブログもネットショップも「…いや、なんつーか、辞めるタイミングなくて……」でしかないんですが、理由はどうあれ「継続は力であった」と、ここ数年実感することが多いです。同時に「辞めざるを得ない状況」にならずに済んできた、ということに感謝です。
長い分アレよ、それなりに嫌な思いも辛い思いもしたけれど、まだ作り続けているので、やっぱりこれは業なんだと思います。
「生業」「やらないでは生きていけないもの」を持っていることは幸いです。多分。呪いでもあるけど(笑)
まおさん、愛され編集さん、本当にお疲れ様でした。
ここ連日のまおさんのインスタライブ、コレ無料で見て本当にいいのかと何度も思いました。本に全部書いてあるっておっしゃってたので、やはりこの本はマストバイですよ。
そして愛され編集さんは毎度メールやTwitterのタイムスタンプがえぐい(笑)ので心配です。ハンマケが終わって落ち着いたらゆっくりなさって、そしてまた素敵な本を作ってください~。
は~、本が手元に届くのが本当に楽しみです!
